新北市への投資について

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会社設立

華僑または外国人投資家による新規国内事業投資の申請手順について:

ステップ1:

「会社/商号名称及び営業項目予備調査表」を申請する。(会社設立の場合は経済部中部事務所へ、商号登録の場合は各県・市政府へ申請してください。)

ステップ2:

外国人投資申請(申請先は経済部投資審議委員会です。投資申請書、予備調査表のコピー、投資者の身分証明書類、代理人委託書正本などの書類を添付する必要があります。)

ステップ3:

資本金送金(銀行経由)。

ステップ4:

資本金審査(申請先は、経済部投資審議委員会です。資本金審査申請書、入金通知書・買為替証明書の原本、会社設立準備室名義の銀行通帳コピーなどを添付する必要があります。)

ステップ5:

会社設立登記

払込資本金5億台湾元以上の申請先:経済部商業司。

払込資本金5億台湾元未満の申請先:経済部中部事務所、台北市政府、高雄市政府、新北市政府、台中市政府、台南市政府、桃園市政府。

詳細はこちら:華僑または外国人投資家による新規会社設立の流れについて

設立の流れ

子会社(股份有限公司 / 有限公司)

親会社とは、他社の一定比率以上の株式を保有しているか、または他社に対する実質的支配権を有している会社を指す。...

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親会社とは、他社の一定比率以上の株式を保有しているか、または他社に対する実質的支配権を有している会社を指す。子会社とは、一定比率以上の株式を他社に保有されているか、または協議によって他社から実質的支配を受けている会社を指す。親会社と子会社はそれぞれ独立した法人であり、各自が独立して民事責任を負う能力がある。子会社は多くの側面において親会社の管理を受け、親会社の下部組織に似ている場合もあるが、あくまで法人格を有する独立会社であり、独自の会社名称と会社定款を有し、自身の名義で経営活動を行う。子会社の財産と親会社の財産とは、互いに独立している。


登記申請の手続き


支社

業務が複数国に跨るグローバル企業は、各国に配置した「支社」を通じて各国の業務を管理している場合が多い。...

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業務が複数国に跨るグローバル企業は、各国に配置した「支社」を通じて各国の業務を管理している場合が多い。支社と本社との関係は子会社と親会社の関係に類似しているが、支社と子会社ではその法律的地位が異なる。支社とは、本社の傘下で直接的な業務活動に従事する下部組織である。支社には法人格がなく、独立した法的地位を持たず、また独立して民事責任を負うことはできない。支社は独立した財産をもたず、本店の財産の一部を利用しているにすぎない。支社は自身の定款をもたず、取締役会等の会社経営の決定や業務の執行に係る部門がない。支社の名称は、本社の名称の後ろに「支社」という文字を加えただけである。

登記申請の手続き



事務所

事務所とは、外国企業が台湾で正式に活動を展開するための準備作業や、補助的な仕事を行うための拠点である。...

事務所とは、外国企業が台湾で正式に活動を展開するための準備作業や、補助的な仕事を行うための拠点である。事務所は直接的な営業行為を行うことは許されておらず、情報収集、市場調査、広告宣伝、連絡、見積もり、価格交渉などの非営利的活動のみを実施することができる。商品代金授受や受注などの営利活動を行うことは一切できない。事務所の設立後は、費用を計上することはできるが、営業収入を計上することはできない。銀行の台湾元口座へ入金される収入は、本社から送金される運転資金に限られ、従業員の給与や賃貸料の支払いについては、源泉徴収して申告する必要がある。営業収入はないものの、年度ごとに営業所得税の申告を行う必要がある。

登記申請の手続き

新北市外国青年創業支援プログラム

投資誘致政策を推進するため、新北市は「イノベーションと起業」をテーマに「投資誘致総合」サービスシステムを組み合わせ、外国人起業家が新北市で事業を開始し、新北市に定住することを歓迎しています。そして外国人の友人が初めての台湾観光で新北市を始めとすることを宣言します。


1.外国人起業家専用窓口を開設します。(税務相談や会社登記フローチャート、創業のための資金調達についてなど)

2.ご自宅まで会社登記および商業登記に伺います。

3. 事前予約制により外国語対応可能な会計士、弁護士、相談員へ無料でご相談いただけます。


お問合せ先 会社登記課 高様 (02)2960-3456#5293



起業サポート情報


新北創力坊

MRT台北橋駅のビル3Fにある「新北創力坊」は、2014年11月19日に設立された、...

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MRT台北橋駅のビル3Fにある「新北創力坊」は、2014年11月19日に設立された、台湾では初めての地方政府による起業支援アクセラレーターです。ここでは起業をテーマとした講座や、業界経験者による指導、資金マッチング、ビジネスマッチング、そして市場開拓などのサポートを提供しています。また2018年9月10日には、ブロックチェーン産業の推進を目的として、「新北市ブロックチェーン推進オフィス」が設立されました。2011年10月まで実施され、これまでに情報電子、クラウドサービス、文化クリエイティブ、Eコマース、ブロックチェーン技術、伝統産業イノベーションなどの分野において、合計16期/251組(その内、ブロックチェーンが22組)の起業チームを育成してきました。



教育機関附設インキュベーションセンター

新北市では、17の学校教育機関にインキュベーションセンターが附設されており、例えば国立台湾芸術大学創新育成センター、...

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新北市では、17の学校教育機関にインキュベーションセンターが附設されており、例えば国立台湾芸術大学創新育成センター、国立台北大学創新創業センター、輔仁大学産学育成センター、淡江大学建邦中小企業創新育成センター、明志科技大学創新育成センターなどがあります。これらは新北市の広範な地域に分布しており、学校ごとの特色を生かした多様な分野において、学術研究資源を総合的に生かし、ベンチャー企業によるイノベーションや研究開発をサポートするものです。


2018年8月にオープンした、新北市政府、アマゾンウェブサービス(Amazon Web Services, Inc.:AWS)、藍濤アジア(FCC Partners)による協力プラットフォームです。場所は板橋区のT-Park遠東通信園区にあり、産官学、研究、融資、創業等のリソースを互いに統合し、産業イノベーションの新たな成長とグローバル戦略の加速化を目的としています。これまで、スマートファクトリー、スマート医療、スマート小売、スマートライフの4大テーマを中心に、合計3期/49組の起業チームを育成してきました。また、「製品サービス説明会」、「ビジネス講座」、「起業家クラブ」、「投資者クラブ」などさまざまなイベントを開催し、創業期における市場開拓や産業トレンドの把握をサポートしています