1673年に創業した三井グループは、「共存共栄」「多様な価値の連携」「持続可能な社会の実現」を理念として、社会・経済の発展や地球環境保護に貢献してきました。2016年、台湾に投資拠点として「台湾三井物産不動産有限公司」を設立し、台湾全域の商業施設、ホテル、住宅への投資を行い、これまでに計9件の投資を行っています。また、物流施設や複合開発事業の展開も目指し、将来的な事業ポートフォリオの拡充も視野に入れています。
台湾における最初の投資プロジェクトは、新北市林口地区で、台湾はアジアの中でも経済水準が高く、交通網が発達しているため、人口の郊外への移動が進み、消費形態も都心の百貨店から郊外のショッピングセンターへと移行しつつあります。三井アウトレットパークは、三井不動産の日本市場における豊富な商業施設開発、店舗投資、アウトレットモール運営の経験を活かし、台湾の現地マーケットにマッチした形で開発された施設です。
また、約200のブティック型アウトレットショップ、映画館、フードコート、専門スーパーマーケットなどの国際ブランドや有名飲食グループを誘致し、日本のアウトレットショッピング、レジャー、エンターテイメントのビジネスモデルを新北市に移転することに成功し、複合的で多様なブランドの組み合わせにより新しい消費体験を創造しています。
体験談
林口区は、台北都市圏と桃園国際空港の分岐点に位置し、車による交通所要時間は30分以内、さらには高速道路網と空港MRT線があり、観光客の到着を促す環境となっています。
拠点はMRT空港線A9駅やインターチェンジから徒歩5分と、交通至便な場所にあります。また、観光だけでなく、消費者人口も大きく伸びているのが特徴です。「MITSUIOUTLETPARKLINKOU1期」で運営の土台を固め、第2期では新たに約100のカウンターを増設し、台湾北部や桃園市の消費者に再び新しいショッピング体験をもたらすことができると信じています。
新北市政府および経済局の全面的な支援に感謝すると同時に、三井アウトレットグループは再び林口に旗を立て、今後も多角的な展開を行っていきます。